案外頑丈な僕を  劣等感がひき伸ばして

    とうに忘れたはずの  ストレス解消法

    君を見下しては  訪れる平穏に

    しがみついては  「いかないで」って叫ぶ



    なんだ、僕はまだ君のこと踏みつけていた

    ああ、恨んでくれたってかまわない



    最低な僕と理不尽な僕の疑問文を  解きたがる、すがる君

    僕はどうしようか、どうしようか

    君のことなんて嫌いだって言えない、言ってない

    でも何回も  口ずさむ、口ずさむ、口ずさんでる



    君で何人目だっけ  余裕の無い僕のはけ口は

    そうやって、僕はまた罪を重ねていくんだよ



    「アーユー「知らない」ってことは無いだろう」

    そんなこと、もうどうだっていいんだよ

    誤解の無きように、とは言っても  もうそれがそのままの意味だ

    水臭いのはもともとだよ  惚れた腫れたはもうごめんだな

    近づいたのも、仕掛けたのも、僕だけどね



    そうやって、僕は僕でいられて  横目を汚すことも無い

    だって、だって、いつだって  傷つくのは僕以外なんだから



    そして、君は用済みだ

    もう思い出すことも無い



    僕は悪くない

    君が、君が、君が悪いんだ






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